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カベの乗り越え方―Beyond Corona Shockの世界はいかに

 「経営者の履歴書」というテーマでインタビューを受けました。その中で「カベの乗り越え方」について聞かれました。時代の流れ―「コロナ禍の乗り越え方」については、「パーパス経営」についてコメントしました。コロナ前の生活に戻れない今、自社の存在意義について問うことが必要だと思います。荒波が幾度も襲ってくる。それに対応しようと、手っ取り早く事業転換をするケースが多いです。時間的に余裕がなかった事情はわかるのですが、うまく行っていない様子を見る度に、何とかできなかったのかと心が痛みました。そこで、「パーパス経営」の普及に力を注ぎたいと思うようになったのです。当社の経営理念は「強くて善くて働き甲斐のある会社づくり」です。共感して下さって自社の経営理念として掲げて頂いている会社さんもあります。ですが、年月がたくさん流れたため、改めて自社の「存在目的」を深堀するのに良い時期だと思います。「何のために」自社は存在しているのか。自社がいないと誰が困るのか。。と表面的な「パーパス経営wash」ではなく、なぜ、なぜ・・と深堀していくのです。どこに向かって船を漕ぎ出したら良いのか不安な経営者さん、お気軽にお声かけ下さい。ご一緒に北極星を見つけましょう。

 「パーパス経営」のコメントが終わると、入社3年目の若手女性インタビュアーが嬉しそうに言った。「ありがとうございます!。経営者の方、皆さん、カベの乗り越え方は話して下さらないのです。」と。「へ~、そうなんですか。仰天するようなとか・・・いくらでも出てきますよ。」と私。その都度の対処法ではなくて、根本的な解決法だからお話しできるのかもしれません。