日頃からお伝えしている『経営理念が求職者に受け入れられないと、応募前の段階でサイトにて判断されて応募に結びつかない。』それを裏付ける調査結果が出ました(ウォンテッドリー(株)「企業のパーパスと採用に関する調査結果」)。
調査結果(求職者側と採用側)のポイントを以下に記載し、注目項目を太字にしました。
1.求職者側の調査
◆これからパーパスを重視して就職・転職したいと85%が回答。
◆パーパスをかなり重視して入社する人は年々増加し、
2017年 17%→5年後2022年 36%と倍増。
◆現職の企業へ入社したときにパーパスを重視した度合いについては、重視したという
回答は合計70%。
◆これまでの転職において年収よりパーパスを優先したことがあると43%が回答
◆ パーパスに共感している人とそうでない人とで、モチベーションが高い人の割合に
2.5倍の差が出た。
◆これから給与よりもパーパスを優先して転職することがあると思う、と63%が回答
→新たなミレニアム世代以降の登場。2025年には51%に至ると予測。
2.採用側の調査
◆パーパス決定の背景について、創業時から決定していた、という回答が49%
→パーパスは規模の大小にかかわらない!。
◆選考時にパーパスへの共感度を重視する、と87%が回答。
◆採用時にスキルよりもパーパスへの共感度合いを重視することがあると32%が回答
→採用側は、自社経営理念を買い=評価してくれる と思っている人材に入社してもらいたいと思っている。この回答割合は、Wantedly利用企業、非利用企業で比較するとほぼ変わらないという結果
3.調査会社概要
ウォンテッドリー株式会社は、求人と求職者のマッチングをするビジネスSNS「Wantedly」を運営。登録者が300万人。5月調査結果がNHKニュースで放送。